Vista SP1インストールの注意事項


Vista SP1正式版はACPI.sysを破壊し起動不能にするという警告を先週記した。その後、マイクロソフトサポートセンターと、富士通サポートセンターにそれぞれ電話で事象報告したが、同様事象がないとのこと。マイクロソフトの方は、「メーカーに聞いてください」の対応のみで、かなりキレそうになった。我慢して富士通サポートセンターに電話。親切な対応で、私がインストール前に行ったことを確認しながら、試せる可能性を探してくれた。結果、解決することが出来た。
Vista SP1のインストールの手順をまとめておく。

1.RC版を削除する
SP1インストール前にRC版をインストールしていた人は、アンインストールすること。
■Windows Vista Service Pack 1 RC: よく寄せられる質問
(7番目のQをクリックすること)

2.Windows Updateを行う
インストール前にWindows Updateを行って、最新にしておくこと。
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「更新プログラムの確認」をして、インストール対象があったらインストールする。何度も繰り返して「Windowsは最新の状態です。」が出るまで確認すること。

3.メーカー製パソコンのアップデートを行う
メーカーによるが、富士通製パソコンの場合は、「アップデートナビ」というソフトがプリインストールされている。各種ドライバの最新確認をしてくれるソフトだ。
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これもインストール対象がなくなるまで何度か実行しておく。ちなみに上記画面だとマニュアルのアップデートが残っているのだが、マニュアル本体を容量削減のためアンインストールしているために残っているように見える。モノがマニュアルなので、問題なしと判断。

4.サービスとスタートアップを一時無効にする(★重要★)
余計なサービスやスタートアッププログラムが動いていると、SP1インストールが失敗することがあるらしい。特にウィルス対策ソフトが動いている状態でインストールするとあり得るとのこと。「スタートメニュー」-「管理ツール」-「システム構成」から(または、DOS画面でmsconfig)、システム構成画面を表示する。
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この「サービス」タブと「スタートアップ」タブの「Microsoftのサービスをすべて隠す」をチェックしてから、「すべて無効」ボタンを押し、「適用」ボタンを押して「OK」。

5.再起動
この時点でいったん再起動する。万一のときのシステム復元ポイントをWindowsに憶えさせるためと、4番で無効にしたサービスやスタートアップが無効の状態で起動するため。

6.インストール
こちらからダウンロードしてインストールする。なお、CNETで紹介されていたインストール方法は、Windows Updateを使う方法だが、Microsoftは段階的に自動アップデートを有効にしている最中であり、自分の番が回ってこないとWindows Updateにも表示されない。表示されないからといって、SP1インストールが出来ない状態であるということでもない。これが分かりにくくて改善して欲しいところだが、とりあえず上記1~5までやってあればインストールできる。約1時間ほど待たれよ。

7.インストール結果の確認
「スタートメニュー」-「コンピュータ」-「プロパティ」で、下のように「Service Pack 1」と表示されていたら成功。
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8.再度アップデート
SP1用のアップデートがないか確認する目的で、2と3をもう一度やっておく。

9.サービスとスタートアップを元に戻す
4番で一時無効のままになっているので、システム構成ウィンドウの「全般」タブで「通常スタートアップ」を選び「適用」を押して「OK」。その後再起動する。
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これらに要する時間は最低でも約2時間。余裕のある時に踏み出すこと。前回の私の失敗は4が原因だった。不要サービスの無効化をタスクトレイ上で終了させたのだが、完全に無効にするにはシステム構成ウィンドウでの4番の操作が必要だった。このことを教えてくれたのは富士通サポートセンターのサガワさん。丁寧なご対応ありがとうございました。ご提案通りで解決しました。
いやはや、大変な目に遭ったが何とかSP1になった。感覚的だが少し早くなった。特に起動スピード。
しかし、マイクロソフトはこんな手順が必要なものを自動アップデートに出来るのだろうか。自動アップデートで勝手に起動しなくなったら、一般のユーザは手が出せないと思う。自分の番の自動アップデートが来るまでに、上記手順でダウンロードアップデートすることをオススメする。