音楽制作に適したマシンを自作

1998年からパソコンを自作している。パーツを入れ替えながら常に最新スペックで快適に動かしている。自作パソコンは難しいと思われているようだが、組み立てるのはプラモデルよりも簡単。しかし、パーツを選ぶのには知識が必要だ。自信がない人はお店の店員さんと相談して決めていくと良いだろう。ただし、組み立ては任せずに自分でやることだ。大丈夫。出来るはずだ。

さて、今回は久しぶりに総入れ替えをした。動機は音楽制作でMIDIトラック8本を編集していると、音飛びノイズが発生し、まともに曲が聴けないせいで作りたい曲が作れなかったからだ。しばらく音楽制作を止めていたが、2008年マイ目標にも掲げたように、今年2曲はUPしたい。そのための投資だ。それに、3年ほどパーツ入れ替えをしていなくて、雑誌を読んでいても面白くなくなってきた。Core 2 Duoやメモリデュアルチャネルなど、自分でも体感してみたい。セカンドライフもサクサク動かしたいし。。。

現状のマシンケース・電源・サウンドカード・DVDドライブは使いまわし。ほか、マザーボード・ビデオカード・CPU・メモリ・HDDを入れ替えた。自作パソコンの良いところは、使いまわしが利くところだ。今回の購入元はドスパラからのネット通販。47,850円の出費となったが、この10年の合計出費は約50万円。常に最新状態で使えているので、メーカー製パソコンを買うよりはるかにお得だし知識もつく。これからパソコンを買い替える人にはぜひオススメする。

入れ替えの結果余ったパーツは、余っているケースとドライブを足してもう一台完成。こちらは、今年小学3年生になる娘に譲る。早速Yahoo!きっずで遊びまくっていた。ローマ字入力を教えたら早くもマスターしていた。

▼今回のコンセプト優先順位
1.安い
 年末年始で何かと財布が。。。
2.静か
 音楽制作マシンだから必須。
3.速い
 Core 2 Duo選んでおけば当面問題ないかなっと。

▼今回までの出費累計
495,789円(今回47,850円)

▼ベンチマーク
CrystalMarkでベンチマークした結果である。Pentium4と同じクロックなのに、10倍くらい?高速になった。

▼使用感
あれこれ再インストールに4時間ほどかかったが、快適に動作している。目的のMIDIトラック8本同時編集もサックリ動いている。それでもCPU負荷は20%程度だ。使っているDTMソフトはAbleton Live! Ver5なので、マルチCPU対応していない(Ver6からは対応している)。にも関わらずこんな負荷しかかからないのだ。恐るべしCore 2 Duo。それに静かなパーツばかり選んだのでまるでノイズがない。快適だ!快適すぎる!

▼仕様詳細
パーツショップでこのブログを見て自分のマシンのパーツ型番を知ることで、パーツ選びの参考にする。そんな使い方もブログは出来るのだ。モバイルでもアクセスできるメモ代わりというわけだ。

1.マザーボード
GIGABYTE GA-G31M-S2L
チップセット:Intel G31+ICH7
対応CPU:Core 2 Duo/Quad/Extremeなど
FSB:1333MHz
メモリ:DDR2 800 デュアルチャネル
ビデオ:内蔵
フォームファクタ:Micro ATX
価格:9,480円
選択理由:現状FSB最速の1333MHzをサポートしていてビデオ出力内蔵であり安い。

2.CPU
Intel Core 2 Duo E6750 リテールBOX
ソケット:LGA775
クロック:2.66GHz
FSB:1333Mhz
L2キャッシュ:4MB
ファン:BOX内のリテール品(意外と静か)
価格:21,980円
選択理由:Core2Duoかつ、現状FSB最速の1333MHzをサポートしていて手頃。

3.メモリ
Samsung DDR2 SDRAM
速度:PC-6400 DDR800(800MHz)
モジュール:240pin DIMM
容量:1GB × 2枚 = 2GBデュアルチャネル
価格:5,960円
選択理由:2GBデュアルチャネルでノンブランドでなくて手頃。

4.ビデオカード
玄人志向 GF6600-E128G
CPU:nVIDIA GeForce6600
コアクロック:350MHz
メモリクロック:500MHz
メモリ:128MB
ファン:無し
価格:1,980円
選択理由:ゲームはしないのでマルチモニタが動けばよい。ファンレスで静か。激安!

5.HDD
Western Digital WD3200AAKS
規格:SATA2 3Gbps
容量:320GB
回転速度:7200rpm
平均シークタイム:8.9ms
バッファ:16MB
価格:8,450円
選択理由:SATA2であり手頃。

6.サウンドカード
ONKYO SE-80PCI
価格:0円(使いまわし)
音楽制作時は外部オーディオインタフェースのRoland UX-4FXを使っているので、このカードから出力する訳ではないが、iTunesで音楽を聴くときはこのカードから出力。もう6年前の製品だがさすがONKYOで、SN比110dbという脅威のノイズ低減カードだ。とても気に入っている。(それなら、光出力でデジタルアンプに入れればいいのでは?と思うかも知れない。しかし、私はあらゆる音声出力を一度アナログミキサーに入れてからアンプに出している。こうすることで、テレビやシンセやマイクも全部ミックスして、いちいち操作しなくて済むようにしているのだ。要するに面倒臭がり屋だ。)

7.ドライブ
LG スーパーマルチドライブ GSA-4167B
DVD-R:16倍速
CD-R:48倍速
インタフェース:ATAPI Ultra DMA33
価格:0円(使いまわし)

8.電源
iGreen Power 600
容量:600W
価格:0円(使いまわし)

9.ケース
ミスミ フルアルミケース
価格:0円(使いまわし)

10.OS
Windows XP Professional SP2
価格:0円(使いまわし)
50GBドライブを空けておいたので、そこにLinuxのUbuntuデスクトップを入れる予定。後日レポートする。

コメント

  1. I-O DATA USB 2.0/1.1対応外付型 Labelflas

    最近のI O DATA のスーパーマルチドライブはなぜか疑問を感じます。推奨メディアですが、DVD-Rなどは良いのですが、CD-R の推奨メディアが三菱化学になっているのに疑問を感じました。普通なら太陽誘電を推奨してほしいと個人的に思います。現在の国産CD-Rのほとんどが太陽誘電製になっているので、三菱化学を推