もうすぐ12月ですね。パソコンに溜まった1年の「垢」をしっかり掃除したいものです。このブログで紹介したGlary Utilities(グレイリーユーティリティーズ)はそんな大掃除にピッタリのツールですが、デフラグができないのですよね。デフラグは、ハードディスクの中身を解析して連続して読み込めるように最適化してくれる、パソコンのメンテナンスの一つです。
デフラグはVistaに標準装備されていますが、XPと違ってデフラグ状況が見えないのですよ。「やってます」「終わりました」くらいの情報しか分からない。ホントにすっきり連続領域にしてくれたのかよく分からんのですよ。前からこれが気に入らなくて探していたらようやく気に入ったのが見つかったので紹介します。
英語版ですけど、無料で使用できるデフラグソフトです。特長は以下の通り。
1.複数ドライブ対応
CドライブとDドライブ、など複数のドライブを一度にデフラグしてくれます。ドライブリストのチェックボックスでオンオフします。ただ、同じディスクにドライブ分割している場合(私のノートはそうなってます)、CもDも一度にやるとディスクヘッドがよく動くので遅くなると思います。実験はしていませんが、ハードディスクの構造上そうなります。夜寝てる間にやるなら一度にやってもいいかと思います。
2.オートデフラグ対応
起動しておくとパソコンがアイドルな時(ヒマしている時)にちょびちょびデフラグしてくれるようです。ただ私はこういう常駐型で勝手に何かやってくれるのはキライ。やる時にはケジメつけてガバッとやりたい。勝手にやっているといざ操作した時に一時停止するまで少しタイムラグがあってイラッとくるときがありますから。
3.よく使うファイルはディスクの速いところへ
カラフルな升目をよく見ると、ピンクの升目は「Rarely used」(まれにしか使わないファイル)、青は「Frequently Used」(よく使うファイル)、赤は「Fragmented」(断片化されたファイル)となっています。Vista標準はこの赤をなるべくなくして連続領域にしてくれるのですが、Smart Defragは、よく使うファイルをハードディスクの円盤の外側、外周側に固めてくれます。その方がハードディスクのヘッドの動きが少なくなり、より速く読めるのですね。そんなことまでやってくれるのが気に行った理由です。気持ち「速くなったかなぁ」と感じます。
パソコンの大掃除に、Glary UtilitiesとSmart Defrag、チェックしてぜひ使ってみてはいかがだろうか。
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