続けられるダイエット「任天堂WiiFit(ウィー・フィット)」


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このブログの右サイドメニューに表示しているが、私は太り気味(太り「すぎ」ではない!)である。10年前にカヌー選手をやめたと同時にトレーニングもやめ、75キロで体脂肪率9%だった肉体は88キロで体脂肪率27%まで悪化した。筋骨量も37kg/mと多いので、相撲レスラータイプと言える。メタボリックシンドロームの条件である高脂血等ではないので、健康で身軽なデブではあるのだが、これからの人生まだまだやりたいことがあるので、ダイエットはここ5年の課題だ。突発的にランニングしたり、筋トレしたり、ストレッチしたり、カヌーしたり、、、していても継続しない。ダイエットを目指す人たちの課題は継続できるかということだろう。

2007.11月頃からCMされ始めた任天堂WiiFitは三日坊主な私を矯正してくれると期待し、アマゾンや楽天などを探した。しかし、11月の時点ではどこも予約で在庫切れ。既に出遅れたものと思い購入をあきらめていた。ところが、12/1(Sat)の発売日10:00に福井の近所のY電器に行ってみるとしっかり在庫があったので、すかさず購入した。
ボードの仕組みは前後左右の重さを計測するセンサーがあり、それをWiiの無線リモコンの仕組みで本体に送る。その重さの数値を巧みに利用して筋トレやヨガやゲームに利用する。いたってシンプルな装置だ。

体験してみて感じたことは以下の通り。

1.ワイワイとダイエットを楽しむ
毎日ボードに乗るだけで体重とBMIとバランス年齢が記録されグラフ化される。我が家では子供も含め4人で利用していて、家族で「やせた」とか「太った」とかワイワイやれる。ウィーボというボードに似せたキャラクタがカワイく、時には褒めてくれたり、時には皮肉を言ったりする。あまりに体重が前回より増えていると、言い訳を選択させられて、それもグラフの吹き出しに記録される。後で反省のネタにできるのだ。

2.専属トレーナーに指導される
鍛えられた肉体をもつ男性か女性のトレーナーを選べて、彼らが指導をしてくれる。ヨガであれば「英雄のポーズ」をやっていて、「ふらついていますよ」とか「重心をもっと後ろに」と指導してくれる。筋トレも同じだ。指導の通りスクワットや腕立てをすると、これまで自分でやっていた時よりもはるかに回数も時間も少ないのに、筋肉がプルプルしていることが分かる。真剣に30分取り組むと翌日は筋肉痛だ。

3.バランスゲームで競い合う
このブログで紹介したガンダムのような技巧派ゲームでは子供たちは私には勝てない。しかし、バランスをとってスキーのジャンプをしたり、スノーボードをするようなゲームでは、なかなかの肉薄した闘いになる。このため負けじとますます真剣になってしまい、さらに汗ばむことになる。

この結果、2日間それぞれ1時間ずつやってみたが、なんと3キロ弱も落ちてしまった!この日は他にも4時間くらいドラムを汗だくで叩き続けたということもあったのだが、翌日の筋肉痛からして、Wii Fitが効果があるのは明白である。北陸の冬は天候不順で外で遊べない子供たちにも相当ヒットしたようだ。
このように家庭用ゲーム機に全く新たな概念と可能性を持ち込んでくれたWii Fitだが、以下のような改善できることがあると思う。

1.離れた友達とも共有できる
私は家族とやっているのでライブ感の中でダイエットを楽しめるが、一人暮らしの若者は友達と情報を共有したくなるだろう。今のところその機能はない。ダイエットのモチベーションを維持するには、親しい仲間と一緒に挑戦し、励ましあえるとより継続するものだ。この機能はいずれ出るに違いない。

2.リアルタイムに対戦する
例えばスキースラロームがバランスゲームの中にあるのだが、同時に出来るのは一人だけ。そのタイムが記録され、子どもたちと優劣を競っている。しかし、同時に2つのボードを使って、デュアルスラロームレースが出来たらより面白いだろう。さらにそれが離れた友達ともやれてしまえば、これは空間を超えてスポーツに集えるツールになる。今のところチャット機能もWiiにはないが、Skypeでボイスチャットをしながら、WiiFitで一緒にジョギングするなんてことも出来てしまう。

3.トレーナーのバリエーションを増やす
今は男性と女性の2種類。二人とも美形で聡明だが肌の色がシルバー(?)でアンドロイドな感じ。アンドロイドでも良いのだが、もう少しキャラクターを増やしてほしい。あんなに完璧なトレーナーだと何かムカつく時もある。開発キットをオープンにして、セカンドライフ方式で皆に作ってもらえば、組み合わせて自分好みの女性トレーナーを作れて、その日の気分で使い分けられるのだが。時にはスパルタ、時には天然なキャラが良いかも。

Wiiが我が家にやってきてから約半年。この驚くべき操作性を自分のビジネスにも取り込む余地がないか検討中。何かあるはずだ。キーボードなんていうコンピュータに都合が良く人間には使い勝手が悪いインタフェースはタイプライターの時代から100年も変わっていない。コンピュータは人間にもっと優しくあるべきだ。そんなことをSEを目指してから今まで20年間考え続けている。。。
ちなみに、公式ページではこのボード型コントローラを開発したエンジニアさんたちのウラ話が見れて面白い。相当なご苦労が我々を楽しませてくれている。ありがとうございます。