大人になったから楽しめること~機動戦士ガンダム~


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最近、アキバのAsoBitCityを訪ねた。フィギュアなどヲタク系グッズが豊富で、精巧な造作物を眺めていると、少年時代に車や船、城にロボットなど、プラモデル・ラジコンを無邪気に作っていたことを思い出した。プラモやラジコンを通して、内燃機関の構造や電気の仕組みを学んだものである。

AsoBitCityにもプラモデルは多いのだが、中でもガンダムもの、いわゆる「ガンプラ」はワンフロアー全てを占領していて、凄いボリュームである。少年時代を懐かしみながら眺め、帰途に着いた。

帰りの電車で、ふと「どんなストーリーだったかな?」と思い出そうとするが、思い出せない。そもそも、ガンダムをテレビで見ていたのは、小学校低学年の時だ。その頃は単なるメカニック好きだけが理由で観ていたが、もう一度観てみようか、という軽いノリで見ることにした。

レオパレスの部屋にはレオネットがあり、オンデマンドでビデオが見れる。ガンダムを探すと、あるわあるわ10本以上のタイトルが並んでいる。いつの間にこんなに出ていたのだろうと感心しながらも、やはり最初から見直すべくファーストガンダム劇場版を8時間かけて一気に観た!

そして感動して泣いた。
3回も。。。

1.アムロが母と別れるシーンの母親の心境
2.シャアを守るララに対しアムロが叫ぶ「守るものべきものがなくて戦ってはいけないのかっ!?」という言葉
3.スタッフロールを見ていて、30年前にこんなにすごいアニメを完成させていた富野監督への感謝

このように、大人になったからこそ理解できる人間の感情の機微が随所に埋め込まれている。

また、科学、特に物理学の数々の興味深い仮説が展開されている。このことも大人になったからこそ楽しめる領域だ。
モビルスーツを戦争の道具に使うようになった理由は、他ならぬミノフスキー粒子の開発によるものだが、この粒子の成り立ちをwikipediaで調べていくうちに、とうとう一般相対性理論を復習するに至ってしまう。つまり、現代の科学理論に立脚した上で、仮説を展開し成り立たせているのだ。このため、妙にリアリティがある。

今後は、さらに他のシリーズも見ていきたいと思うが、ハマリ過ぎる要素が満載であるため、充分な自制心を持ってガンダムと付き合っていきたい。

また、自分がニュータイプなのかを常に自問していきたい。