「萌え」の本質


最近、この質問をよくされる。つい先週はこの質問を縦続けに5人に問われた。そこで、私なりの「萌え」解釈について述べる。

「萌え」とは、語源は「芽生える」ということ。現在はgoo辞書などでは以下のように新語として解釈されている。

goo辞書より
マンガ・アニメ・ゲームの少女キャラなどに,疑似恋愛的な好意を抱く様子。特に「おたく好み」の要素(猫耳・巫女(みこ)などの外見,ドジ・強気などの性格,幼馴染み・妹などの状況)への好意や,それを有するキャラクターへの好意をさす。対象への到達がかなわぬニュアンスもある。〔語源は,アニメ作品のヒロイン名とする説,「燃える」の誤変換とする説など,諸説ある〕

そして、最近では「萌え系ビジネス」としてその市場規模を真剣に経済アナリストたちが論を繰り広げている。その市場規模は888億とも2900億とも言われている。(日経BizPlusより)

私の考えでは、「萌え」とは次のとおり。

1.好き、とか、愛しい、よりもさらに上級の表現であること
2.少し前の「フェチ」に近い意味であること
3.誰にでも「萌え」の感情はありえること
4.それはアニメやフィギュアやゲームはもとより、ペットやもしかするとキッズにも通ずる言葉であること
5.ということは、生活にさして必要ではないが、それがあることで心が満たされる。そういうモノとサービスを指して「萌え系ビジネス」とすべきであること

というように、「萌え」は確かにオタク発信であるかも知れないが、未曾有の拡がりを展開しうるビジネスなのである。モノに満ち足りた日本に必要なビジネス、それこそが、「萌えビジネス」ということである。

そして、「何に萌えるのか」というのが「萌え属性」という言葉らしい。これも日常会話として溶け込む可能性がある。例えばお見合いの席、これまでの常識は「お仕事は?ご趣味は?」であるものが、「あなたの萌え属性は?」というようにである。これは相手を見極めるのに非常に分かりやすい属性である。ハートの部分で共感でき感動できるものが何であるかを、ストレートに聞ける言葉だからである。

「萌え」が、今後美しい日本語として日常会話に溶け込んでいくのが楽しみである。また、ビジネス場面でも無視できないニッチではない市場としてとらえるべきである。