皆さんも興味あるであろう、F-06Bのアクセスポイント接続の転送速度。東京、大阪、福井、新幹線内で測定してみました。
↑キャリア別転送速度比較ガジェットたち。これらを使って測定しました。
測定方法
以下のように測定してみました。
1.iPhone 3GSのアプリ、「Speed Test」を使用。
↑結果表示はこんな感じ。このうち、下り速度の平均値(DOWNLOAD、AVG)を採用しています。
2.計測は以下の3種類の回線で比較。いずれもいわゆる「バリ3」状態の感度が良い状態で計測。
- F-06Bをアクセスポイントにして、docomo回線を使用
- PocketWiFiをアクセスポイントにして、emobile回線を使用
- アクセスポイントなしで、softbankの3G回線直結
3.東京駅、大阪駅、福井駅、新幹線内(京都-名古屋間)の4地点で比較。
ちなみに、F-06Bのアクセスポイント設定は、mopera UへのPPP接続、省電力モードONであり、論理値としては最大12Mbpsという設定。この辺は、同じケータイカイガーのxenoさんのエントリーが参考になります。
■F-06B、Wi-Fiアクセスポイントの設定と接続手順 | 携帯総合研究所
測定結果、速さではemobile有利。安定していたのはdocomo。
測定する時間帯や場所など、あらゆる要素で転送速度は変わりますから、数値は目安程度にご覧ください。
測定結果をグラフにすると以下の通り。縦軸に下り転送速度をkbps単位で、横軸にキャリア別測定地点別の棒グラフになっています。
↑キャリア別の転送速度比較。ちなみに、上り転送速度はこの半分くらいでした。
今回の4地点では、真ん中のemobileのグラフが高くなっていることから、明らかにemobileの方が速いと言えます。確かに体感も速かった。
しかし、駅構内という場所のせいかも知れません。というのも、新幹線のぞみで移動しながら、ずっとF-06BのアクセスポイントとiPadを繋ぎっぱなしにしてGoogleリーダーを読んでいたのですが、切れることがない。これって、ほぼ毎週の私の生活に組み込まれていることで、これまではemobileのPocketWiFi接続か、softbankのWiFiサービスmobilepointで繋いでいたのですが、少し山間の方を走るとすぐ切れていたのですよね。仕方ないことと思っていましたが、docomoは山間でも強い。
このことはモバイル機器にとっては大変重要なことで、多少速いよりはどこでも繋がる方が頼れる。
まとめ
私はdocomoを選びます。お金に余裕があれば速いemobileと、広いdocomoを使い分ければいいのでしょうが、毎月5,000円前後のことですから、どちらか選ぶとしたら、頼れるdocomoの方を選びます。
使い方にもよると思います。外でバリバリ動画を見たいのなら不十分かも知れません。私はGoogleリーダーやブラウザ、メール、Twitter程度です。Googleリーダーを読むにはキャッシュが効くアプリもありますから、なおのこと速さよりも広さを選びます。
あなたのライフスタイルにあわせて、お選びください。
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