iPhoneのフィードリーダーアプリ「Byline(450円)」がアップデート。充実したキャッシュ機能でストレスフリー！

iPhoneで愛用しているフィードリーダーアプリの「Byline（バイライン）」が、本日バージョン3.0にアップデートしました。キャッシュ機能にますます磨きがかかり、使いやすくなりました。

450円

全文配信じゃないっぽいフィードは、勝手にウェブページをキャッシュ

私は300フィード、1000オーバーのエントリーを毎日チェックしています。パソコンのGoogleリーダーでチェックするよりも、iPhoneアプリのBylineでチェックしている時間の方が多いです。移動時間が多いので、その隙間時間を使いたいからです。

とはいえ、通信環境が貧弱なモバイル環境ですので、キャッシュ機能が必須。キャッシュ機能とは、フィードの内容をiPhone内に一時的にダウンロードしておくもので、既読にすると消されます。

他のフィードリーダーアプリも10種類ほど試したあげく、Bylineを愛用していたのは、このキャッシュ機能が他のアプリよりも優れていたからです。

そしてバージョン3.0にアップデートされたBylineを見て驚いたのは、「全文配信じゃないっぽいフィードは、ウェブページをキャッシュしときますよ。自動的にね」ってことです。こんなの待ってたー！

↑Byline3.0、全文配信じゃないエントリー。右上の「＞」ボタンを押すとウェブページへ。

↑なんと、写真までキャッシュされているウェブページが秒速で表示！このキャッシュによってウェブページ側のアクセス解析に影響あるのかな？気になる人は調べてね。

↑Byline3.0、キャッシュ設定画面。「フィードごとのキャッシュ設定」では、ウェブページキャッシュすべきフィード自動選択してくれます。強制的にキャッシュするよう自分で指定することも出来ます。

しかも、Bylineを起動したままスリープ状態にしても、キャッシュはバックグランドで継続中。朝起きてByline起動してスリープ、身支度しながらキャッシュさせておき、朝出かける時にはキャッシュ完了。地下鉄内でもストレスフリーです。

隠し機能「すべて既読にする」

これまでは、フォルダー内の全エントリーを下までスクロールしたら現れた「すべて既読にする」が便利だったのですが、なくなってしまったようで少し戸惑いました。でも、下までスクロールしなくても、右上「編集」で現れる下部バーの「すべて既読にする」ボタンに変わったようです。ツーアクションになってしまい、ちょっと不便かも。

いじっていたら、隠し機能を見つけた。

↑Byline3.0、エントリータイトル画面。あれ？「すべて既読にする」はどこいったの？

↑Byline3.0、下部バーの真ん中辺をこすると。。。。「すべて既読にする」が現れた！隠し機能で分かりにくいけど便利！

これから期待する３つの機能（うち１つは復活希望）

ここまできたら、さらなる高みを目指して欲しい！ってことでこんな機能が欲しいです。

フォルダー内ソート順の切替え。これは復活希望。バージョン2.xまではあったのですが、更新日時順だけになってしまったようです。フィード名・更新日時の組み合わせ順の方がありがたい。
フォルダーやフィードの順番入替え。FeedRSSというアプリでは出来ますが、Bylineでは出来ない。パソコンでやるしかない。順番なんてどうでもいいように思うかも知れませんが、例えばIT系のニュースソースの中でも、より信頼できそうなものを上にしています。このことで、同じようなニュースのタイトルが出てきたら、下位のフィードは読み飛ばしやすく（ごめん）なります。これを読んでいる最中にこまめにやることで、だんだんと自分のニュースソースたるフィード群が自分らしくなるのです。（こういうところがあるので、Twitterには切り替えられないのです。。。）
iPad対応。今のところNewsRackを使っているが、BylineがiPad対応したところを見てみたい。