【加湿器Ver3.0レビュー】第1回:「水のしずく」フォルムはどの風景にも溶け込む

プラマイゼロ株式会社の加湿器、その名も「加湿器Ver3.0」。モニターイベントに参加中です。まずはデザイン面を見ていきます。

■±0 – Humidifier Ver.3

1.色はライトブルーがオススメ

実に9色も揃ってます。色の好みは人それぞれですが、あえて言うとライトブルーがオススメ。デザインコンセプトが「水のしずく」ですから。素材はプラスチックですが、まるで青磁の釉薬が塗られた陶器のようです。

2.どの風景にも溶け込む

我が家の至る箇所に置いてみました。どの風景にも溶け込みすぎてどこに置くか迷うくらい。



 





アピール強すぎずさりげなく。何しろ水ですから。

3.デザインについて教えてもらったこと

申し遅れましたがこの加湿器、「キャズムを超えろ!」の和蓮和尚のモニター企画でお預かりしているものです。
■プラスマイナスゼロ 加湿器 Ver3 ブログイベント&モニター企画 まとめ – キャズムを超えろ!

セミナーでイベントでデザインについてのこだわりを、プラマイゼロ株式会社の小林取締役に色々教えてもらいました。

3.1.プラマイゼロ社とは

玩具メーカー出身者で2003年創業。
「±0」とは、工業規格で「誤差なし」のこと。
「行き過ぎた機能をいったんマイナスにし、必要な機能をプラスにすること。」を目指す。
暮らしの中に「ちょっとしあわせな感じ」を創造し続ける会社。
ファブレス、工場を持たない。作っているのは国内大手メーカー。
■±0

デザイン好きな会社というイメージだけでした(すみません)。しかし、製品のFAQを見てみるとユーザとの対話を大切にしている会社ということがよく分かります。一度ご覧ください。
■±0 STORE

3.2.プロダクトデザイナー「深澤直人」氏

auケータイinfobarもデザインしたデザイナー。グッドデザイン賞多数。
■±0 – About ±0
■深澤直人 – Wikipedia

3.3.デザインの再現

デザインを製品化するのが大変だったとのこと。

  • デザインコンセプトは「水のしずく」、型につなぎ目を残さないことに苦労。
  • 金型で抜けない形は、抜ける形に分解して、別々に作ってから、くっつける。
  • くっつけたら、バリ(たい焼きのつなぎ目みたいなもの)が出る。
  • そのバリを滑らかにして消す。
  • そんな面倒なこと、大手メーカーはやってくれない。
  • 解決したのは「日本の職人芸」。
  • 工程は、熱溶着、粗削り、パテ付け、パテ磨き、下塗り、上塗り、最終チェック。
  • パテ磨きは今でも手作業。

手作業じゃないとあの丸みは再現できないとのことでした。すごい。
私は、バリ付きモデルを安く買って、自分で磨くという楽しみもあっていいかと思います。愛着も湧くし。

4.加湿性能は?

これは次回。福井の冬に加湿はいらない。いつも60%前後なんですよ。除湿機がいるくらいで、加湿したら窓が結露してしまう

コメント

  1. […] ターしましたね。 ■【加湿器Ver3.0レビュー】第1回:「水のしずく」フォルムはどの風景にも溶け込む | 本質思考道場 […]