ファンスラロームやりました。

2001.10.19(Sun)に開かれたヤンパド主催のファンスラローム大会の模様をレポートします。ヤンパドの90%のメンバーは普段北潟湖にてカヌーポロをしているメンバーなので、川に来るのは始めての人が多かったです。そういう方たちも楽しく川で遊んで欲しいと思い、川のメンバーを中心に企画したものです。メインの「ファンスラローム」や「やぶさめ」、「騎馬戦」といった企画もりだくさんの一日でした。その後はBBQや豚汁で舌鼓。満腹です。もう食べれません。
 

▼Situation – シチュエーション
場所 福井県福井市下新橋付近のカヌー艇庫のところ(つまりいつも漕いでるとこ)
とき 2001.10.19(Sun) 9:00～16:00
天気 曇り
水量 少なめ
参加人数 選手：15名、ギャラリー：15名(くらいだったと思う)

 

▼Schedule – スケジュール
8:00 準備開始、でも前日のうちにほとんど終っていたのでした。ありがとさん。
9:00 川の講習会開始。フェリー、ストリームイン、エディーインといった基本漕法をレクチャー。
10:30 ファンスラローム
12:00 やぶさめ
12:30 騎馬戦
13:00 川の撤収
14:00 昼食&表彰式
16:00 撤収、お疲れさま。

 

▼Fun Slarom – ファンスラローム
通常のスラロームと違い、その名の通り「ファン＝楽しみ」を大切にしたルールでやりました。以下のようなルールにしました。

１．コースは２本のダウンゲート、１本のアップゲート、１本のリンボーゲートで全長100m程度。

２．スタート時は艇から降りた状態。スタート合図とともに、乗船する。
３．スタート直後には、ドーナツ食いで、運動会のパン食い競争のように上から吊るされているドーナツを食べる。
４．その後、ドリンクサービスがあり、コーラ、烏龍茶、熱湯紅茶の中からくじ引きし、飲み干す。
５．その後、水面50cmのリンボーゲートを抜け、フェリーし、アップゲートを抜ける。
６．その後、ダウンゲートを抜け、上から吊るされた水道ホースで出来た直径50cmの「わっか」にパドルをくぐらせる。
７．このわっかは、20cm径のものも並行に並んでいる。必ずどちらかのわっかにくぐらせなければならない。
８．わっかに触れずにパドルを通すと、ボーナスポイントとして、小さい方は15秒、大きい方は5秒がゴールタイムより減算される。
９．最後のゴールに待ち構えるのは、小麦粉たっぷりの中にある飴を探すこと。そう、運動会でやった飴食い競争そのもの。
１０．飴を探し出し、カメラに向かってポーズをし、写真が撮れたところでゴール。
１１．以上を全て「カヤックカヌーに乗ったままやる！

どうです？なかなか面白そうでしょ？川の常連の僕や他の数名はさらにペナルティーとして、スタート上の大岩横を漕ぎあがり、２本余計なダウンゲートを抜けなければなりません。また、アップゲートを抜けた後は、もう一度リンボーをしなければいけません。全長２分程度のタイムに対し、30秒程度のハンデになります。
リザルトはこの後のリザルト表を見てください。但し、レースの結果がストレートにリザルトになるわけではなく、スクラッチカードを引いてさらに、リザルト調整をします。スクラッチには-100秒から+100秒までの任意の秒数が記入されていて、その秒数を自分のリザルトに加減算するのです。ですから、くじ運が大きく結果に影響しました。
賞品は、秋の味覚シリーズです。優勝はなんと…..マ・ツ・タ・ケです！うぅん秋の味覚の王様！
では、その時の様子をご覧ください。（大量の写真なので重いですがご容赦を）
 
▼Photos

ルールの説明に聞き入る面々
 

使う船は、普段みんなが乗り慣れているポロ艇を主にした。これはリベンジという艇。僕はロデオ艇を使ったけどね←卑怯だろ、をい！

コースはこんな感じ。オレンジ線がノーマルコース。ブルー線はエキスパートコースで、ちょっと長い、っつーか随分長い。僕はエキスパートコースで戦った。
 

水量はこんな感じ。漕いでるのは僕で、艇はロデオ艇のPerception 3D。パドルのぶれ加減がスピード感あふれるショットである。→Photo by ねもっちゃん
 

川デビューのしのぶちゃん。随分と色白な子でした。←小麦粉だってば

同じく川デビューのマリちゃん。飲み込みが早く、素晴らしいフェリーを披露してくれました。冬も漕ごうね。

 やはり最速タイムを叩き出したあんちゃん。デモンストレーションでドーナツ早食いのコツが分かった成果か？  

前日の猛練習で余裕をかましていたねもっちゃん。結果は｡｡｡  

川はまだ数回、っつーかカヌーにのってまだ数ヶ月の木戸くん。大健闘！
 

黄色の宝くじ号ライジャケがえらくハマってるスガくん。来年はレンジャーレスキュー隊に就職か？それとも足羽の主か？  

練習の時に相当ビビってたイトちゃんも無事ゴール。素敵な笑顔です。僕の川のエンジェルよ｡｡｡←言い過ぎました。  

福井県が誇る川の女神ぶんちゃん。これをお見合い写真に使ってね。  

今回の企画進行をしてくれたKozy。ありがとう。右に写っている白いものが小麦粉。飴はとっても深かった。

 相変わらずバリバリ漕ぎの浅田さん。僕もこういう風に年をとりたいものです。素敵です。  

久しぶりに会った山川さんは真っ黒に日焼けしてました。もしかして仕事変えた？  

ギリギリ間に合ったタテくん。練習なしで挑んだが｡｡｡  

そしてMorry。苦しそうです。なぜなら飴がなかなか食えなかったから。だからこんなに真っ白なんです。なんで俺だけ｡｡｡もしかして意地悪されてた？  

無事怪我なく終えることができました。とても楽しかったです。スタッフの皆さんありがとう。それから、レスキューを手伝ってくれたロデオの福田さん、ありがとう。
 

▼やぶさめ
やぶさめ、っていうと馬に乗って的を矢で射る、あれですよ。馬がカヌーで、矢がマジックテープつきピンポン球、的がマジックテープつきダーツの的みたいなの。
大岩下の小岩にいるあんちゃんが持つ的めがけ、上流から漕いできて、球を投げる。１チーム５人でＰＫのように交互に投げ、くっついたところの点数を合計して競う。結果は、タコさんチーム160pt、フグさんチーム210ptで、僕のいるフグさんチームの勝ちでした。へへへ。

こうやってやるのです。あまりスピードを出すと、思いがけないところに球が行ってしまうので、こうやってバックフェリーっぽく行った方が良いのですが、ぶんちゃんは｡｡｡０点でしたぁ。
 

▼騎馬戦
騎馬戦といっても、カヌーで騎馬を組むことは不可能なので、一人が一騎馬になって、６対６で戦いました。 ハチマキの替わりになるものは、フェイスガード付きメットのてっぺんにつけた、「紙風船」で、これがタコの形のタコさんチームと、ふぐの形のフグさんチームに分かれました。我がフグさんチームは、地の利を生かした布陣で、姫様２人を守る作戦。相手のあんちゃん率いるタコさんチームはやっぱタコで、何の作戦もなく挑んできた。当然僕らの勝ち。相手が全滅した時にはまだ５人も残っておった。あっぱれ、あっぱれ。やはり、戦に勝つには智謀の将が必要なのだよ。三国志の呂布vs孔明のようであったわぃ（その対戦はなかったヨ）。

 

▼昼食＆表彰式
やっとご飯だよ～。僕らが楽しんでる間に大草さんたちがいっぱいのご馳走を用意してくれていた。感謝！BBQ(但し狂牛病騒ぎの中だったで牛抜き)と豚汁とおにぎりと、お茶。ん？お茶？？？ビ、ビ、ビールは｡｡｡飲んでみても純粋なるお茶でした。トホホ。ヤンパドポロ組はとっても健康的なのねん。うぅビール｡｡｡飲み食いしながら表彰式。リザルトは後で細かく説明するけど、とにかく１位はねもっちゃん！パチパチ！僕は４位で巨峰をゲット。家族も大喜びです。

 

賞品たちです。全員がもらえるようになっています。上から、松茸大・松茸小・巨峰と続きます。秋の味覚ですね。それから、みかん？バナナ？？？それって秋の味覚やないやん！
 

司会進行のねもっちゃん。全部終って、「俺にも食わせろ～」状態です。食べて食べて！秋刀魚おいしいよ！

 もらった松茸たちは、勝利者の家へと持ち帰られることなく、その場で焼かれ、その場でガツガツ食われちゃいましたとさ。
 

▼リザルト
さて、お待ちかねのリザルトです。

ということで、ねもっちゃん、木戸くん、しのぶちゃん、おめでと！

▼エピローグ
いかがでした？僕らのクラブの随分と楽しい雰囲気をお伝えできたかと思います。ポロの皆さん、川も楽しいでしょ？たまにはこうやって遊びに来てね。いつも北潟湖の水で遊んでると、匂い移っちゃうよ！

 

▼用語集
■ヤンパド
ヤングパドラーズ福井、略してYPF。福井の社会人カヌークラブ。老若男女混合の楽しいクラブ。メーリングリストもあるよ。一度覗きに来てね。 

■カヌーポロ
5対5でカヌーにのり、バスケットコート位の大きさの静水上で水上2mにある。バスケットボード程度の大きさのゴールめがけ、ハンドボール程度の大きさのボールを入れ競う競技。