フィリピンのX’mas事情

クリスマス前週に海外出張した時の見聞レポート。家族を大切にする敬虔なクリスチャンが多いフィリピンから。

1.家族で祝う

海外出稼ぎで家計を支える家族も帰ってきます(そのためフライトチケットが倍額近い!)。1000万人都市マニラで働く人たちの半数以上は田舎から出てきている人たち。国内外から田舎に集まり、プレゼント交換やゲーム、カラオケをして楽しみ、祝うそうです。

2.9月からクリスマス商戦

September/October/November/December
berが付く月をber monthと呼び、9月からクリスマス商戦が始まります。12月15日は法で定められたボーナス日で最低1ヶ月分の月給をもらえます。クリスマス直前の土日にショッピングモールを散歩してみると、貯蓄せず消費を信条とするこの国の人であふれてました。レジは30分以上、その後のギフトラッピングも30分以上、並んでいる様子でした。

3.街全体イルミネーション

夜になると街全体がイルミネーション。趣向を凝らしたツリーの数々を、モールやバランガイ(町内)入口に見つけることができます。どこに行ってもクリスマスソングで、一生分を聴くことが出来ました。

4.渋滞

いつも以上に渋滞してます。僕も酷い体験をしました。タクシー捕まらず、バスも電車も終電なくなり(といっても23:00くらい)、会合したBGCから自宅のQuezonまで8kmを夜中に歩くことに。2時間かかりました。でも車に乗っても時間は3時間かかると思います。そのくらい渋滞しています。

5.物乞い

毎月のように出張している僕ですが、12月は物乞いの類が倍増しているように感じます。「メリークリスマス」を連呼しながら紙コップを寄せてくる子供、6車線の大通りを渋滞で止まっていると窓ガラスに張り付いてくる子供。なるべく食べ物を買ってあげるようにしています。お金だと大人に奪われるだけなのです。

ということで、コロナ明けの日本人の皆さん、今年の年末は田舎に帰って家族で過ごしましょう。田舎がない人も大切な人と一緒に過ごしましょう。

ツリーあれこれをアップしておきます。

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