フィリピン社員の結婚式にご招待頂きました。素晴らしい体験が出来ました。日本人から見た驚きなどいくつかシェア。
「人」をテーマとした HRラボほくりくアドベントカレンダー企画に参加しています。人生の超重要イベントである結婚式は、様式の違いあれど、ふたりを祝福して応援するという、「人」の絆を象徴してますよね、ってことで。
１．挙式編
１．１．時間が長い
約２時間。前半１時間は、神父さんによる色々な儀式。タガログ語なのでおっしゃっていることは分かりませんが、仕草を観察して意味づけすることが楽しかった。親戚一同で壇上に登って各１つずつのロウソクを灯すのは、各ファミリーの生（セイ）を授けるのだろう、とか、指輪で結ばれた後にキスではなくてローブとチェーンを各親が新郎新婦の肩にかけて絆を作ることが、結ばれた証なのだろう、とか。あとで分かったのですが、披露宴で新郎新婦を紹介する日本とは違い、神父さんが紹介していたよう。親御さんへの感謝スピーチもこの時だったようで、タガログ語が分かるともっと感動できたと思いました。
後半１時間はフォトセッション。どんどん壇上に登って１０ショット以上のセッションが続く。。。観客側からすると、あぁ、あの方が旦那さんの方のご親戚か、など分かりやすいので良いのですが。僕もお友達グループに混ぜてもらいました。
それにしても、２時間、木のイスに座り続けてお尻が痛くなりました。正座の方が得意ですw
１．２．参加者が多い
総勢120名ほどでしょうか。そのうち40名くらいの方が役付きで、ご両親、プリンシパルスポンサー（２名、仲人？）、セカンダリースポンサー（15組くらい、媒酌人？）、ブライズメイドとグルームズメン（６名、お世話係？）という豪華キャスター。入場は最初に新郎、その後役付きの方が次々に入場し、最後に新婦。
２．披露宴編
２．１．全て新郎新婦の手作り企画
日本ではブライダル業界という言葉があるくらい、企画会社にお任せなことが多いと思いますが、全て新郎新婦（というか、ウチの社員の新婦）のアイデアで企画を練るらしいです。彼女は仕事の面でも完璧に仕上げてくる人物で、この披露宴も完璧な仕上がりでした。
ご招待状に指定されたカラーコードの服装で一体感がありました。SNS投稿時のハッシュタグも指定されていて、さすが世界一ネット視聴時間が長い（1日8時間!）の国だなーと感じました。
２．２．主賓はファミリー
日本だと、会社関係→友人関係→親戚→両親の順だと思います。これが全く逆。両親→親戚→友人関係（会社関係含む）って感じでした。一応、僕の立場上スピーチをお願いされるのかもと思い用意していましたが出番なかったですw メッセージで新婦にスピーチ原稿を伝え、披露してくれました。
Congratulations to RJ and Shannie on your marriage.
I am Nishikawa, the president of Tensei. We develop IT software.Shannie, the bride, joined Tensei in August 2018. For the next two years, she worked in Japan. For the past two years, she has been working as a project leader in Quezon city.
Even when she was LDR in Japan, she kept in touch with RJ frequently. And nurtured love, had a child, and got married today. I am very happy to see the Tensei family grow.
By the way, In Japan,
one of the secrets of a happy married life is to leave your wallet with your wife.
Indeed, I have been married for 25 years this December.
My wallet and my company’s wallet are all stolen by my wife.Therefore, this word can be trusted. I’m not worried about this couple. Because I know Shannie is very serious in her work. I’m sorry, RJ.
Congratulations!!
Thank you.
https://www.facebook.com/gailshannie/posts/pfbid0GYvoYdAE1gHbthzR14Bxmb6VbZ74juTt7yQJ8wHu7soJhnPrk7f3u7ub9MK1BAHtl
これまでもこれからもファミリー同士の付き合いは続くので、合理的な考えだと思いました。
２．３．ご祝儀は新郎新婦にピン止め
ご祝儀を渡すかどうかは任意のようで、受付で祝儀袋を渡すことはなかったです。いつ渡せばいいのだろうと思っていたら、新郎新婦のドレスにご祝儀袋をピン止めするという荒業w 最後の方には新郎がムックみたいな状態になってました。写真撮り忘れた。。。
誕生日にしても結婚式にしても、祝福して欲しい側がごちそうする、というスタイルです。年に何度も社員にランチをごちそうしてもらっててすみません。
２．４．ノンアルコール！
これが一番驚いた。飲み物はお水と甘いアイスティー。ビールなどアルコールは無し！日本だと酔っ払った親戚のオジサンが歌いだすとかアクシデントがありますが、ノンアルコールだと健全です。
ごはんはビュフェスタイルで全部美味しかった。特にレチョンという子豚の丸焼き２頭！
というわけで、Shannie & RJ、おめでとうございます！
#SHANGinilaankayJAY #RJourNIEtolifetime
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