2008年170万部を突破したミリオンセラー、水野敬也氏の「夢をかなえるゾウ」。軽快な大阪弁で繰り広げられるガネーシャという象型の神様と、成功を夢見る若者とのストーリーになっていて読みやすい。
本の上にのっているのがインドの神様ガネーシャ。デフォルメした本の表紙のガネーシャはいかにもいい加減な感じですなぁ。ちなみにこの置き物、少し前に仕事で一緒になったインドのSEの方から頂いたもの。今はインドにいると思いますが、日本でガネーシャブームが起きていると知ったら驚くでしょうね。
1.ドラマもガネーシャ、映画もガネーシャ
さてこの本、ガネーシャから色んな課題が若者に出されて、それをクリアしていってみると少しずつ自分が変わっていくことを実感し、達成する喜びや自分が本来やりたかったことをチャレンジしていくというストーリーです。ドラマにもなったそうですね。2009年には映画にもなるそうです。
■夢をかなえるゾウ 公式WEBサイト
2.ガネーシャからの課題
ざざっとまとめておきます。何でこんなことしなかんねん?という方はぜひ本を読んでみて下さい。
- 靴を磨く
- コンビニでお釣りを募金する
- 食事を腹八分におさえる
- 人が欲しがっているものを先取りする
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日頑張れた自分をホメる
- 一日何かをやめてみる
- 「決めた」ことを続けるための環境を作る
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 運が良いと口に出して言う
- ただでもらう
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- 求人情報誌を見る
- お参りに行く
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして驚かせる
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成功をサポートする
- 応募する
- 毎日、感謝する
3.私が一番大事にしている課題
このうちの24番「やらずに後悔していることを今日から始める」です。いい本読んだり、いい情報得たり、いい人に会たり、人は情報を頭に入れることまでは大体出来る。そして何が自分にとって良いか悪いかも分かる。だけどそれをやらない。面倒だからとか、今その環境にないからとか、出来ない理由を考える。
良いと思ったらやりましょう。やることが多すぎるようになってパンクしそうになったら仲間の助けを借りるか、優先の低いものを捨てるかしましょう。でもとりあえず今からやり始めましょう。私もそうやって生きていきたいと思います。
4.私が出来てない課題
靴磨きとか鏡を見るとかの身なり関連です。これは今日からやる。早速散髪に行ってきた。
ということで、何度も読み直すであろうこの本。ベストセラーというのは納得の本です。
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