【NIRO Q:レビュー】第7回:憧れのNakamichiカーオーディオを手に入れた!?

リビングでカンタンにサラウンドを楽しめる「NIRO Q:」をレビュー中です。メーカーのniro1.com(ニロウワンドットコム)社の中道社長がかつて経営していたNakamichi(ナカミチ)社は、高級カーオーディオメーカーとして有名で、私も免許取立ての頃、そのサウンドのクリアさに憧れたものです。
そんなNakamichi社は今は新製品の出荷を停止しアフターサービスのみ行い、niro1.com社がリビングオーディオに満を持して進出という状況です。ということはQ:を車に持ち込めば憧れのNakamichiサウンドを車で聴けるのではと思いつき、三現主義(現場・現物・現実)をモットーとする本質思考道場では、もちろん試してみましたよ。

image
リアハッチから撮った図。ダッシュボードにトップとベースを横並び、運転席横の肘掛収納にアンプを置いてバンドで縛る、トランク部分にサブウーハー。強引に置いてみた。ダッシュボードあたり白トビして見えにくくてすみません。

後ろにサブウーハーがあると何か気持ち悪い感じだったので、助手席の足元に設置。これでバランスよく聴こえるようになりました。本来はトップとベースは上下に設置するのですが、車という狭い空間であれば左右でもそれなりにサラウンドで聴こえましたよ。
image

電源はこれ。シガーライターソケットから取り出したDC電源をAC電源に変換するインバーター。Q:のアンプは定格250wですが、インバーターは75wしか供給できない。でも出力最大にすることないから大丈夫でしょう。使っていても熱を持つとかいうことなかったです。ホントは故障の元ですからマネしないでください。
image

音源とするのはF906i。このケータイ、FMトランスミッター付きですので、これまではFM送信して聴いてました。FM電波にのせるために音質が劣化してしまうのですが、FM転送方式としてはかなり良い音で聴けます。こちらを参考にしてください。
■【F906iレビュー】第6回:FMトランスミッターも付いてるF906iは9万円もおトク!! | 本質思考道場

これをQ:に直接接続して聴くともうそれはNakamichiサウンド!淀み歪みなくクリアな音が車内を包み、家族の紅葉狩りドライブを盛り上げてくれました。振動でおかしくなることは全くありませんでしたよ。
>Q:をもっとコンパクトにしてトップとベースを一体型にしてQ:みたいにポンポンと置けば設置完了というカーオーディオ向けカンタンサラウンド製品ってどうでしょうかね。狭い車空間の中ではそんなに出力上げなくてもいいし、iPodつなぐだけならミニピンジャック1本の入力だけでもいいでしょうし、そしたらDAチップもいらないでしょうし、アンプもスピーカーもコンパクトになるのではないでしょうか。一般的なカーオーディオでは設置費用を別途請求されるので、自分でお手軽に設置できるQ:コンセプトなカーオーディオがあるといいな、と個人的には思うところです。

さて、次回はQ:を宅録の場面で使ってみるか。

他のモニターブロガーさんのレビューはこちらから。

Q:徹底レビュー中!

▼関連記事
■【NIRO Q:レビュー】最終回:良い音で感動の日常を手に入れよう
■【NIRO Q:レビュー】第8回:宅録のリファレンスモニターは普通のステレオにしよう
■【NIRO Q:レビュー】第7回:憧れのNakamichiカーオーディオを手に入れた!?
■【NIRO Q:レビュー】第6回:サラウンドで楽しめるWiiゲームいろいろ
■【NIRO Q:レビュー】第5回:サラウンド対決!!「Q: vs ONKYO」は4勝1敗1分でQ:の勝利!!
■【NIRO Q:レビュー】第4回:言葉が音を難しくする。サラウンドを楽しむための3ステップ。
■【NIRO Q:レビュー】第3回:ユーザーからのクレームに4時間で対応を決める正直な会社
■【NIRO Q:レビュー】第2回:サラウンドスピーカー設置が10倍カンタン!!
■【NIRO Q:レビュー】第1回:5.1chサラウンドをリビングで愉しむための2つの課題

コメント

  1. kuwayama より:

    西川さんにとってはNakamichiはカーオーディオメーカなのですね。
    私はカセットデッキに憧れてました。

    こんなのとか
    http://k-nisi.hp.infoseek.co.jp/rx-505.htm
    こんなのとか
    http://k-nisi.hp.infoseek.co.jp/dragon.htm

    メカっぽさが大好きでしたね。

    (このコメント公開しなくて良いですよ)

タイトルとURLをコピーしました