フレンチ・ラムが人気急上昇中!!「ラムフェスタ2008」レポート

日本初のラムフェスタが東京九段にて開かれ、下北沢アグリコールの川元さんよりご招待され、行ってきました。ありがとうございます。
■日本初!「ラムフェスタ2008」が開催されます | 本質思考道場

このイベントは、洋酒バイヤーの「ジャパン・インポート・システム(以下JIS)」主催で、Barなどを経営されている方をターゲットにしているとのこと。

狭い会場内には900人を超す人でごった返しており、川元さんいわく「半分は一般のお客様だなぁ。ラム人気キターーー!」とのこと。なるほど、どこから情報仕入れてくるんでしょうね?と思いググッて見ると、なんと私のブログが1位になっていた。何だか自分もイベント盛り上げに一役買ったようで嬉しいです。

黒シャツカメラ目線がアグリコール店長の国分博。その左がオーナーの川元さん。
 

入場するともらえる「Deep Sessions」のロゴ入りショットグラスで注いでもらっては飲み、飲んだらウォーターサーバーの水を飲みつつグラスをすすぎ、また注いでもらう。音楽はボサノバ風の生バンド。何て素敵な昼下がり。ごちそうさまでした。

(頂いたショットグラスで乾杯!ダークラムの中身は・・・飲みすぎて忘れた orz)


(会場を盛り上げてくれたバンドの方々。名前聞くの忘れた orz)

 

さて本題ですが、「フレンチ・ラム」ってご存知ですか?ラム酒はさとうきびを原料にする蒸留酒で、ダイキリやラムコークのカクテルベースとして有名ですが、主催のJISさんによると、世界市場では「フレンチ・ラム」をシングルモルトウィスキーのように「その個性を味わう」という楽しみ方に変わってきているとのこと。 特徴は以下の2つ。

1.アグリコール製法
さとうきびを搾ったジュースを煮詰めて砂糖結晶を作り、残った糖蜜を発酵・蒸留させて作られるのが「インダストリアル製法(工業的製法)」。
これに対し、ジュースをそのまま発酵・蒸留させて作られるのが「アグリコール製法(農業的製法)」。
さとうきびの砂糖になる成分まで全てラム酒の味わいに生かされる贅沢な製法。南国の暑い気候のため、エンジェル・シェア(熟成中に蒸発するアルコール、天使への分け前)は年間10%近くにもなり、シングルモルトの3倍早く熟成が進む。このため、3~5年熟成されたアグリコール・ラムは、シングルモルトの10~15年熟成に匹敵するほど深い熟成感が味わえる。

2.仏領マルティニーク島
カリブ海に浮かぶ仏領マルティニーク島。フランスといえばワインやコニャックだが、これらと同じく厳しく製法が規定されているのがマルティニーク島のラム酒。シングルモルトで人気の高いアイラモルトが「ボウモア」や「ラフロイグ」という蒸留所名で販売されているのと同様、マルティニーク島のラムも「ラマニー(La MAUNY)」や「トロワ・リビエール(Trois Rivieres)」という蒸留所名で販売されている。(ちなみに、スコッチの世界ではブレンドするので、「ジョニーウォーカー」や「シーバスリーガル」などボトラーのブランド名で販売されている)

ということで、モルト好きの皆さんも一度騙されたと思って召し上がってください。「甘いんだろうな」というイメージがどうしても強いですが、そんなことなし。モルトっぽいスゥっと入る口当たり、複雑な味わい、粘り、長いフィニッシュが愉しめるでしょう。しかも、熟成期間が3倍早いので、モルトに比べはるかに安い。家飲み用にも1本欲しいですね。晴れた日に庭でやりながらヘミングウェイを読む。いいじゃないですか。

会場で面白いものを見つけました。
 
何ともカワいいボトルたちです。よく見ると全部ラベルが違う。「タタンカ(TATANKA)」というマルティニーク島のお土産屋で販売されている、ペイントボトルだそうです。ひとつひとつ手作り。JISさんが日本向けに特別に商品化し、今年から販売しているそうです。中身は「トロワ・リビエール(Trois Rivieres)」です。

 

フレンチ・ラム人気の秘密を探るのとあわせて、実は私にはもう一つ目的があった。そう、ガンダムに登場するシャア・アズナブルが飲んでいたラマニーの製造者の方に、ガンダムORIGINの� �ンガ本をプレゼントすること。願いが叶いました。

あらかじめAmazonでガンダムORIGINの5巻をギフトパックで買っておいた。初めてのギフトパック。なかなかカワイイ。メッセージカードも付けられるが、文字量が100文字くらいでTwitterより少なくて苦労した。フランス語は分からないので英語でメッセージ。「多くの日本人が好きなガンダムというマンガ。この本の97ページにラマニーが出てるよ。」と入れ、その紹介をしているこのブログのURLを入れてみた。文字量が少ないのでもちろんTinyURLを使った。

Quarter Francais Spritueux社の輸出宣伝部長(Directeur Commercial Export)、フォーニール氏(Thibault de LA FOURNIERE)にプレゼント。ガンダム本に出ているのを見ると大きな体を揺すって大はしゃぎフォーニール氏。生まれて初めてサインを求められた。そんな練習してないので、普通に書いた。漢字で書いてあげれば良かったかな。記念写真をパチリ。私とグフとラン・バ・ラルとフォーニール氏とラマニー。

喜んでもらって良かった。12:30からの彼のセミナーに誘われたが、あまりの人気で入れなかった(><)。仕事はパリとマルティニーク島を往復しているとか。行きたいですね、マルティニーク島。3年以内に行くぞ!

そういえば、「LA MAUNY」でググっても私のブログが1位。ありがとうございます。「シャア専用アルコール」のおかげですな。 
 

最近人気急上昇中のブロガードリンク「ハイボール」だけど、たまにはラムもやってくださいな。

そうそう、下北沢アグリコールの場所が分からん、とお問い合わせ頂いたこともあったので、地図載せときますね。

Bar アグリコール 小田急線・井の頭線下北沢駅南口徒歩4分
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-9-23鈴木ビル2F
03-3469-0809 18:00~27:00(金・土は29:00)


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よろしければ、こちらもどうぞ。
■シャア専用アルコール「ラ・マニー(LA MAUNY)」
■モヒートが逢わせてくれた名作~ヘミングウェイ「老人と海」~
■カリブ海の宝の地図?
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P.S.
ハイボールエヴァンジェリストのコグレさんに習い、私も「ラムエヴァンジェリスト」と名乗らせてもらおうか。ラムエヴァンジェリストにちなんだドメインを今のうちにとっておこう。

コメント

  1. […] いで人数制限も設けなくて大丈夫かいな?昨年も相当な大人数になってしまい、てんやわんやでした。 ■フレンチ・ラムが人気急上昇中!!「ラムフェスタ2008」レポート | 本質思考道場 […]

  2. […] 理由は「何キロまで耐えれるか実験」とか「iPodをゴミ箱に捨てる」とか「F906iをオフロに入れる」などの自虐的なネタが大好きとのこと。ありがとうございます。 […]

  3. […] そういえば、本質思考道場の西川さんも ミュージックプレーヤーについてのこの記事で、iPodをゴミ箱に入れてたなー(ネタw […]