鼓童(KODO)ワン・アース・ツアーに行ってきた

kodo 
写真提供:鼓童/株式会社 北前船(著作権について)

於:2008/05/24(Sat) 東京都多摩市パルテノン多摩

もう何年も前にkuwayamaさんから紹介されていた鼓童(KODO)という太鼓芸能集団のツアーライブに行ってきました。kuwayamaさんは私のSE人生のほとんどを一緒に過ごしている戦友で上官です。私がドラマーであることからいつか誘いたいと言い続けてくれて、やっとスケジュールがあって連れて行ってもらいました。

「あれはその舞台を見ないと良さが分からない」と聞かされていたので、ネットを調べたりCDを聴いたりすることなく、ソケット全開でこの舞台を見ることにしました。その通り!何の事前知識なしでピュアに体験することで、良さが凄く分かりました。

1.和太鼓中心
和太鼓を中心に、ジャンガラ・横笛・琴など、日本やアジアの伝統楽器を使った演奏。ものすごく小さな音から大きな音まで、完全にコントロールされていた。その難しさ、私は分かるぞ!

2.色んな叩き方
普通に正面から叩くものや、かついで叩くものなどあったが、一番気に行ったのは「三宅」という曲で披露された、中腰で斜に構えたところから打ち出される叩き方。全身を使ってまるで空手を見ているようだった。かっこいい!

3.ノンマイク
全て生音。太鼓はもちろん、笛や歌まで生音。感動って、フィジカルなコミュニケーションだからこそ伝わるんだな。

4.ビートは複雑
ロックは4~16ビートとか、ジャズはスイングとか、ビートはあるけど、まぁしばらく聴いていればビートは分かるものだ。しかし、彼らの曲は単調なようで複雑。一体どうやって息を合わせているんだろう?オケの指揮者とかコンバスがいるわけでもなく、バンドのドラマーがいるわけでもなく。それでも、ピタッと始まりピタッと終わる。謎だ。ただ、最後のアンコール曲は分かりやすく、会場4,000人ほどの皆で手拍子。一体感が凄い。感動してまたもや涙が。。。

5.その空間はまさにワン・アース
会場には老若男女、あらゆる人種のファンがいました。後ろではラテン系の言葉、隣では英語。ホントに世界中にファンがいるんだなぁ。この会場がまさに1つの地球みたいでしたね。

ということで、大いにはまりました。紹介してくれたkuwayamaさん、ありがとうございます。

■鼓童 | 最新情報
■鼓童 – Wikipedia 

 

今回の経験でやってみようと思ったことは以下の2つ。

1.アース・セレブレーション2008 in 佐渡
毎年、佐渡ヶ島で3日間のコンサートイベントをするそうだ。kuwayamaさんと行ってみよう。ついでにウマいもの頂いてこよう。出来れば子供達も連れて行ってやろう。

■地球の祝祭、アース・セレブレーション2008
2008/08/22(Fri) 鼓童
2008/08/23(Sat) 「ブラジルナイト」オロドゥン with 鼓童
2008/08/24(Sun) 「祝祭」鼓童+オロドゥン
他にもワークショップとして、太鼓を作ったり叩いたり、踊ったり歌ったり。
コンサート通し券13,000円

2.地元の太鼓サークル
バンドと違って和太鼓はそれがメイン。リズムだけでなく叩き方そのものも何もかもカッコイイ。自分もやりたくなった。福井地元で探してみよう。

 

そういえば、ガキの頃夢だったことがある。

和太鼓を担いで世界を旅し、色んな民族と交流する。
和太鼓とその民族の太鼓を交換する。
そのうち、太鼓博物館を作る。
どの民族にも太鼓はある。どの動物にも心臓があるから。
言葉は伝わらなくてもリズムは伝わる。仲良くなれる。

忘れていた。いつの日か仕事を引退したら実行に移そう。それまでに和太鼓を上手になっておこう。そして日本のことをもっとよく知っておこう。

コメント

  1. kuwayama より:

    どうもお疲れ様でした。
    気に入っていただけて何よりです。
    アース・セレブレーションぜひ行きましょう!!

    やっぱり「叩く」という行為は直接的に伝わる物があって良いと思う。
    鼓童がインターナショナルに人気があるのはエキゾチシズムの面ももちろんあるけど、「叩く」という表現が世界共通だからだと思います。

    というわけで私はドラムは出来ませんが会社の近くでやっているジャンベ(アフリカン・パーカッション)教室に通おうかと密かに思っています(^^;

    ところで小島千絵子さんが踊りの中で使っていた緑の葉っぱは佐渡の笹だそうです。ブログに書いてありましたよ。

  2. Takamorry より:

    kuwayamaさん、ありがとうございました。残念ながらアース・セレブレーションは行けなくなりましたが、また誘ってくださいね。

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