全国にある高校は5,000校余り。そのうち、1,700校を超える数の高校よせがきノートが「有薫酒蔵新橋店」にあります。何かの番組で見覚えがあり、近くに来たので寄ってみました。私の母校、福井県立金津高校の1 ページ目を書いてきたので、卒業生の皆さん、ぜひ書き込みを!
有薫酒蔵(ゆうくんさかぐら)とは
九州郷土料理が頂ける、新橋にある居酒屋です。
↑東京都新橋駅から外堀通りに沿って虎ノ門方面に歩いて徒歩3分くらい。地下にあります。
↑九州郷土料理が色々食べられるお店。これはカリッとジュワッと豚バラ角串焼き。お店オリジナルのウコン酒チューハイと一緒に。
高校よせがきノートとは
このお店の特徴は全国の高校の「よせがきノート」。
↑店に入ると1,700校以上のよせがきノートが壁を覆っていました。こんな棚が5本以上。下地の黒とテプラの白でモノトーンな壁紙みたい。ノスタルジー感もある、うまい演出だな。
このノートはいわばmixiグループみたいなもの(であってる?)。お店にやってきたお客さんが母校のノートに書きこんで、他の卒業生のコメントを見たり、郷里に思いを馳せる。ノートを見ることは卒業生限定ですので、このブログで中身を紹介することが出来ないのですが、ぜひご自分の母校ノートがあるかチェックしてみてください。
福井県内校では140藤島、425北陸、592武生、739大野、808羽水、836高志、934若狭、1161敦賀、1200福商、1497鯖江、1543三国、1607福井、1733金津、1734丸岡、1762武生東、1786大野工業の16校分ノート(数字はノート番号)があります。(2011/12/20現在)
新しくノートを作る
せっかくなので、母校のノートを作ることにしました。最初の1ページ目を書くには色々と注意事項があります。
- 書き終えるまではお酒飲めません。
- 1ページビッシリ書かないといけません。
- おかみの検閲を受けなければなりません。
- 新しくノートを作るのは1日あたり3冊までなので、開店17時をめがけて来店するといいかも。
おかみさん曰く、それだけの責任があるとのことです。
自分の名刺をノートに貼り付け、在校時の思い出や卒業してからの経緯、他の卒業生へのメッセージなどビッシリ書き込んできましたよ。私はとても字が汚いので、30分ほど時間をかけて汚いながらも丁寧に書きました。一緒に行った友達も初ノート(丸岡高校ね)を作ることになったのですが、彼は60分ほどかけて2ページ書いてました。書き終えるまでお酒飲めないルールだし、お互い書いている時は無言になるしで、よっぽど仲のいい友達同士でないと初ページ作りは難しいと思います。コンディション整えてからどうぞ。
↑1週間後、おかみさんから達筆すぎるお手紙を頂きました。ノートが出来て、私のは1733番だということ。これは早速確認しに行かなければ!
↑よせがきノート完成してた!感動です。ドキドキして開いてみよう。
↑ノートがバインダーされているだけかと思いきや、母校の校章や校歌、キャンパス風景が貼られていました。驚きました。なんという素晴らしいサービスでしょう!
その後は誰か書き込んでいるか気になって毎週連続で足を運んでしまいました。3ページ目まで私が書き連ねています。早く誰か書いてくれるといいなぁ。
他のお客さんもノートを読んだり書き込んだりしていて、みんな笑顔のお店でした。
金津高校出身の皆さん、東京出張の折にはぜひ足を運んでくださいね。
▼有薫酒蔵 新橋店 (ゆうくんさかぐら)
http://www.shinbashi-yukun.com/
東京都港区新橋1-16-4りそな新橋ビルB1
TEL / 03-3508-9296
夜総合点★★★★☆ 4.0
おかみの松永洋子さんが書いた本。お店に売っていたのでサイン入りで購入しました。ノートの中から選りすぐりのエピソードいっぱい。
奇跡の居酒屋ノート ~全国1200高校の卒業生と女将が紡ぐ物語
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