2008年8月に江戸を発ってから丸8ヶ月。ようやくふるさと福井に凱旋出来ました。
Fケータイには歩数計機能が付いていて、毎日の歩数を積み上げて色んなコースを歩けるサービスを無料で遊べます。チェックポイントに到着するとメールがやってきて、その地で芭蕉が詠んだ句やその地のエピソード紹介が見れます。
福井はこんな紹介が載っていました。
芭蕉はここで隠士(俗世を離れて静かな生活をしている人)の等栽という人の家で2泊します。
芭蕉はまさか彼が生きているとは思っていなかったので、嬉しい対面を果たしたようです。
しかし、住居はみすぼらしく、へちまや夕顔などで戸が隠れていたようで、芭蕉は『源氏物語』を連想しています。
今でもその住居跡には「芭蕉宿泊地」と刻んだ石碑が建っています。
その後、等栽と一緒に敦賀に向かいますが、その途中で「帰山」、「鶯の関」などの歌枕について触れています。
なるほど。福井市内中心地に近い「左内公園」に確かにそのような石碑があったのを覚えています。
ついでに、芭蕉が福井で詠んだ句をメモ。いずれも敦賀で詠んだ句のようです。(出典:奥の細道 – Wikipedia)
- ふるき名の 角鹿(つぬが)や恋し 秋の月
- 月清し 遊行(ゆうぎょう)が持てる 砂の上
- 名月や 北国日和(ほっこびより) 定(さだめ)なき
ゴールの岐阜県大垣まで、あと30万歩。最後の紹介メールが楽しみです。
ところでこの歩数計サービス、2009年4月9日からコース変更などの設定がより簡単になったそうです。まだ試していないFケータイユーザの方はどうぞお試しを。
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