ドコモの新シリーズから搭載されているiウィジェット。待受画面とは別のウィジェット画面に、小さなウィジェットアプリが複数表示されるものです。F-01AやF-03Aでも搭載されているのですが、これが使いにくいったらありゃしない。唯一使えるのがF-03Aのウォーキングチェッカーだと思います。
1.待受画面に常駐表示されるわけではない
iウィジェットは、GoogleデスクトップやWindows Vistaでも導入されている「ウィジェット」を思い浮かべてくれればいいのですが、待受画面に常駐表示されていないのですよ。いつも見れるところにあってこそ有用なのだと思うのですがね。
2.メモリを大量消費して重い
iウィジェットの実体はiアプリ。iウィジェット対応のiアプリをダウンロードして、iウィジェット画面で登録すると常駐します。
↑iウィジェット画面からアプリ一覧を呼び出すと、登録できるアプリが選べる。
しかし、これらiウィジェットアプリを大量に常駐させておくと、メモリを大量消費するようです。カメラで写真を撮ろうとすると「メモリが少なくて顔検出をOFFにします」とか、他の機能に影響を与えます。 また最大8個まで表示出来ますが、アプリ種類にもよりますけど全ロードされるまで数分ということも。使えませんねぇ。
1つくらいなら不具合は出ないようですが、1つであればiアプリを起動すればよいわけで、iウィジェットとして使い意味がありません。確かにiウィジェットボタン一発で起動できるのは手軽ですが、「鬼のショートカットケータイ」Fシリーズでは、iアプリをツータッチで起動できますし、その点でもiウィジェットにメリットを感じません。 ショートカットについてはこちらを参考にしてください。
■【F-01Aレビュー】第10回:オレ流のショートカットはこれだっ!! – 本質思考道場
3.対応アプリがまだ少ない
iウィジェットは出たばかりということもあって、まだまだ対応アプリは少ないです。無料で使えるものをいくつか探してみましたが、エヴァンゲリオンタイマーアプリくらいかな。面白いのは。
↑エヴァンゲリオンタイマーアプリ。「活動限界まで残り1分を切りました!」
↑手に入れたいかたはこちらのQRコードからどうぞ。
http://i4.tinmachine.co.jp/gainax/evawatch/index.html
4.F-03Aならではの使いどころ
そんなiウィジェットですが、唯一「まぁこれなら使えるか」というアプリがF-03A内蔵の「ウォーキングチェッカー」。他のFシリーズは背面液晶で歩数表示できるので、サイドボタン一つで今日の歩数を確認できるのですが、F-03Aはスライド式のため「スライドして、カーソルキーで歩数表示アイコンを選択して、歩数を見る」という面倒なステップしかないのですよ。
F906iでは歩数表示してくれる待受画面があったのですが、F-03Aにはそんな待受画面がなく、面倒なステップで見るしかない。
しかし、ウォーキングチェッカーのiアプリをiウィジェットに登録しておけば、サイドキーのiウィジェットボタン一発で歩数表示が見れますよ。
↑右サイドに銀光りする「iウィジェットボタン」で歩数を一発表示。
初回のロードは10秒くらい時間がかかるのですが、その後はスライドクローズでもサイドキーを一発押せばさっと表示されます。
F-03Aのウォーキングチェッカーアプリ、今のところこれが唯一実用的なiウィジェットかなと思います。
コメント
ブログ書いた�� 【F-03Aレビュー】第7回:iウィジェットの使いどころをようやく発見「ウォーキングチェッカー」 http://tinyurl.com/al6kel