シャア専用アルコール「ラ・マニー(LA MAUNY)」


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以前のエントリー
で、カリブ海マルティニック島産のラ・マニー(LA MAUNY)というラム酒を紹介した。上の写真がそれだ。このラム酒は、ファーストガンダムジオン公国シャア・アズナブル少佐が飲んでいたことも紹介した。 今日は11月17日、聞くところによるとシャアの誕生日だ。もう少し彼とこのラムについて説明を加えたい。

ラ・マニーは、ファーストガンダムのアニメ版も劇場版にも出てこない。何度も見直し、スロー再生や一時停止を散々繰り返したが表れない。ネットでも探し確かにシャアは飲んでいたようだが、公式作品中のどこに登場しているのか、ここ半年ほどの私の中で謎であった。
実は、現在もガンダムエースに連載中の安彦良和氏作「機動戦士ガンダム THE ORIGINE 第5巻 ランバ・ラル 前編」に堂々と登場しているのだ。以下の2コマである。

1.97ページ右下
ジオン公国軍地球方面軍司令ガルマ・ザビ大佐を罠に嵌めたシャアは、宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビ中将に罪を問われ除隊処分となる。しかし、シャアは復隊を予想し南米の地球連邦軍総司令部ジャブロー基地の所在を単独で調査する。その調査の拠点としていたのが、ジオン公国軍ジャブロー攻撃司令軍があるカラカスであった。
サイド3にてジオン公告軍ギレン・ザビ総帥が弟のガルマの国葬にて、ジオン国民を奮起させる演説を行った。このTV中継をシャアはカラカスのショットバーで独り眺めていた。ギレンが「ガルマ・ザビは死んだ!何故だ!!?」の問いに対し、シャアは「坊やだからさ…」とつぶやき、ロックグラスを空ける。次の酒をマスターに頼もうとした時に、「それはわたしにおごらせてもらう」と言う男が現れる。男はキシリア・ザビ少将部隊の親衛隊で、シャアをキシリアの元へ連行していく任務を帯びていた。この男とシャアとの会話の最中にマスターが注いだ酒こそ、ラ・マニーなのである。ちなみに飲み方は2つの四角い氷でロックであった。

2.114ページ左下
ジオン公国軍ジャブロー攻撃軍司令ガルシア・ロメオ少将は、シャアを尋問するためにやってきたキシリアを基地に迎える。ひがみっぽい性格のガルシアはオデッサ方面司令マ・クベ中将の皮肉をキシリアに漏らすが、キシリアに一喝される。場を取りなすつもりか、ガルシアは「それはともかく、いいラム酒を手に入れました」とキシリアにラ・マニーをすすめるが、これも一喝。結局このシーンでは、ラ・マニーは飲まれていない。ちなみにボトルを開けた時のコルクキャップの「ポン」という音から想像するに、このときが封開けであったと思われる。

以上2シーンである。

ラム酒は現在もカリブ海で作らていれる。これらのシーンも南米ベネズエラの首都カラカスでの出来事である。安彦氏の作品が細やかな部分でもこだわっていることに、驚いた。これだけこだわっている作品に登場するバーなら、もしかして実在するかも知れない。今度Google Earthで調べるとしよう。

ところで、このブログで何度も登場している下北沢アグリコールに先日6種類のラ・マニーが入荷した。以下値の張る順。

1.TRES VIEILLE CUVEE(トレ・ヴィレ・キュヴェー=とても古い熟成)
8年熟成。キュヴェなのでキュベレーに似てる。名前だけだけど。。。

2.X.O.

3.1995

4.V.O.

5.ELEVE SOUS BOIS(エルブ・ス・ボア=樽熟成)
ボトルラベルが一番シャアが飲んでいたものに近い。
熟成が2年なのに、既に10年寝かせたモルトのような味わい。

6.BLANC(ブラン=ホワイトラム)
50%、辛い。モヒートのベースにあうかも。

シャアのファンは、ぜひお試しを。U.C.0079には貴重品になっているかも知れない。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(5) (角川コミックス・エース) [コミック]
4047135577