親が子を教える


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2年前の7月、福井は局地的豪雨に見舞われ、市内を蛇行して流れる足羽川が決壊。ボランティアの方達に大変なご協力を得て半年くらいで街は復旧した。その後も県により河川の対策工事が進められている。まだ工事は続くが、カヌーで川下りができるくらいになったので、久しぶりにツーリングした。
県カヌー協会主催、福井新聞社後援の企画で、我がヤングパドラーズフクイや福井大学カヌー部、及び一般参加の27名で板垣橋から水越橋まで、約6kmを約2時間かけて下った。
息子の怜馬(りょうま)は、今年の夏から北潟湖でカヌーに2回乗せていて、今回初の川デビューとなった。カナディアンペア(略称C2)のスラローム競技用カヌーに親子で乗り込み、秋晴れの空の下を親子で呼吸を合わせて進む。
彼はバウマン(前側)で左漕ぎ、私はスターンマン(後側)で右漕ぎという役割で、親子で1挺のカヌーを駆る。後ろから彼の漕ぎを直接指導出来るので上達も早い。ゴール付近ではパドルをしっかり立てて、前から水をキャッチできるようになっていた。
私にとっては、シドニーオリンピック選考会以来9年振りのC2であり、思い入れのあるカヌーに息子と乗れたことが、何とも感慨無量だった。

親が子を教える。当たり前のことだ。しかし、教え方で育ち方は違う。我が家の方針は以下の通り。

1.好きなことを一生懸命やれ。極めるまでやれ。
2.材料は何でも良い。自分で見つけろ。
3.その仲間は大切にしろ。困っていたら助けろ。

頭が良いとか、立派な人間とか、結果のことはどうでもよい。結果に過剰な期待はしない。ただ、人に迷惑かける人間にはならないよう、上記方針とあわせて常に言い聞かせている。親としての私の役割は、私が与えられる機会を存分に与えてやることだと思う。好きになるかどうかは子供たち次第だと思っている。この育て方が甘いのか辛いのか、分からない。子育ては一生に一度しかない経験だから、本気で逃げずに向き合って育てていきたい。子供達の周りの仲間が子供達を慕ってくれるかどうかでしか、結果は分からないだろう。

最近ボクシング界の亀田親子が報道で話題になっている。結果をとやかく言う気はないが、少なくとも親がかつて夢中になったものを、子に教えてやれることは、親子にとって幸せなことであるに違いない。それを羨む親も多いだろう。

日本の父親の皆さん、共に頑張りましょう!