一億年後も美しい地球を残そう~福井恐竜博物館~


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福井県勝山市や石川県白峰村の白山山麓は、日本有数の化石が採掘できる地域だ。勝山市には福井県立の恐竜博物館がある。この博物館の外観は、巨大な卵型ドームでステンレス色をしている。さながら、森の中に埋もれた恐竜の卵だ。館内には各時代の竜盤目、鳥盤目の恐竜骨格が数多く展示されている他、360度パノラマでの3DCGによるショートムービー、触れる化石等、恐竜ファン、いや男なら丸一日楽しめる材料が勢揃いしている。子供たちも大好きで、何度も足を運んでいる。カミサンはもう飽き飽きしているようだが。。。

これまで、訪れた時はなぜか雨の日ばかりだったため出来なかったのだか、今回やっと化石発掘体験をすることができた。この博物館の外には、化石発掘現場から集めてきた大小様々な石が置いてある。これを叩いて割って発掘するのだ。子供たちも興味深々。早速3人でゴーグルと軍手、それにハンマーとノミ?を借りて発掘を始めた。地層が浮き出ていて割れそうな石を探し、ノミを立てハンマーで叩く。運が良ければ化石が見つかる。恐竜の歯とか三葉虫とかアンモナイトとかを見つけたかったが、なかなか見つからない。しかし、シダの葉とかソテツの幹なんかは割と簡単に見つかる。夢中で石を割ることに没頭し90分。中でも形の良い石を一つずつ持って帰ることが出来た。大変素晴らしい経験になった。写真は持ち帰ったシダ類「オニキオプシス」の化石である。二つに割れた箇所から葉が覗いている。

この植物を恐竜たちがこの場所で食べたり踏み付けたりしていたかと思うと、実に不思議な気持ちになる。彼らは豊かな地球を我々に残してくれた。我々は一億年後の生物に美しい地球を残してやれるのだろうか。その生物とは、相変わらず人類なのだろうか。こんな気持ちにさせてくれる生きた化石が、我が家の飾り棚からじっとこちらを見ている。何とも面白い。

■FPDM: 福井県立恐竜博物館

▼住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11