【NIRO Q:レビュー】第２回：サラウンドスピーカー設置が10倍カンタン!!

ハイビジョンテレビ時代のサラウンドスピーカー「NIRO Q:（ニロウキュー）」。先日のイベントでモニター応募しておいたものがとうとう届きました。
■NIROの音ハイビジョンTV5.1chスピーカーQ：
■ハイビジョンサウンド会議の感想まとめ | IDEA*IDEA

テレビの上下に２つのスピーカーと、横にサブウーハーを置くだけっていう簡単セッティングがNIRO Q:の魅力の一つです。今回はセッティングまでをレポートします。

１．箱たち
まずは箱がデカい。といっても、通常は5.1chのためには6つのスピーカーとアンプですのでもっと大きくなります。その点Q:はとってもコンパクト。「良い音を鳴らすには最低限の容積が必要」とは中道社長のお言葉。

（手を添えると大きさが分かりやすいとはmegさんの言葉だが、これは手を伸ばすのがギリギリなくらい大きい）

箱を開けると、さらに箱が出るわ出るわの合計6箱。一番小さいのはスペーサーで、トップスピーカー、ベーススピーカー、サブウーハー、アンプ、マウントキットがそれぞれ分かれている。
モニター用ですので、そーっと大切に箱を開けました。黒い化粧箱からサブウーハーのデカい箱を取り出すのに苦労しました。白い内箱の方に取っ手の穴が空いてたらいいのに。

２．取り付け金具たち
出てきたのはこちら。トップスピーカーとベーススピーカーの取り付け金具がどっさり入っています。

ベーススピーカーはテレビの設置台と同じ面に置けば良いのですが、トップスピーカーの置き場に困る場合があるでしょう。しかし、Q:には最初からいくつかの取り付け金具が同梱されていて、以下の選択が出来ます。

a.薄型テレビの上に置ける台
b.壁に穴を空けて置ける台
c.天井に穴を空けて置ける台

大体の方はaで良いと思います。一般的には金具は別売りで１つ数千円くらいかかってしまいますから、親切だと思います。私はリビングにオーディオラックがあるのでいずれの金具も使いませんでした。

ということで、取り出し完了。

３．接続端子たち
スピーカーがいくつもあると、アンプに差し込む時に「これどのスピーカーのケーブルだっけ？」ということに必ずなるのです。私も以前大いに迷いました。しかも天井埋め込みケーブルだったので手繰るわけにもいかず、組み合わせ表を作って総当たりで試していった苦い思い出があります。

しかし、Q:はその辺もカンタン。全てソケットの大きさが違うのです。各スピーカーに内蔵されているコーンの数の違いで必然的にそうなったのかも知れませんが、凄く便利です。もう少し欲張るならばケーブルの色か、ソケットの色を変えて、より分かりやすくする手もありますね。赤は赤ソケットに、みたいな。

４．入力は６系統
光デジタル×３系統、光同軸×１系統、ステレオアナログRCA（赤白のよく見るもの）×２系統で、６系統入力出来ます。うち、光デジタルとステレオアナログはフロントパネルに１系統ずつ配置されています。映像系は入出力出来ません（だから映像と音声をリモコンのボタン一つで、というわけにいきません。ここは別途エントリーします）。

私は今回のモニターでは、現在使用しているサラウンド環境との聴き比べをしたいので、現在のAVアンプからデジタルとアナログを１系統ずつ、リア側に接続。

５．設置完了
ということで、ケーブル５本と電源つなげて、スピーカー３つをポンポンポンって置いて設置完了！簡単すぎる。

（正面から）